倒立フロントサスの宿命ですが、
オイルシールがすぐに劣化し、フォークオイルが漏れることがよくあります。
私のＸＲ250も例外なく漏れてきました。
そこでオイルシール交換に挑戦！
オイルシールドライバーという特殊工具が必要ですが、
これは塩ビのパイプで自作しました。
|
|
フロントフォークを外す前に、フロントホイールを外します。
まず、アクスルシャフトを固定している4つのナットを外します。 |
|
| ４つのナットが外れたら、今度はアクスルシャフトを外します。 |
|
フロントのアクスルシャフトは、リアと違って、反対側にはナットがありません。
フロントフォーク自体にネジ山が切ってあります。 |
|
フロントホイールが外れました。この時、車体のバランスが崩れて、
メンテナンススタンドから落ちないように気をつけて下さい。 |
|
次にフロントフォークを外します。
フロントフォークは2ヵ所で固定されています。
写真はしたの固定されている部分です。 |
|
| これは、フロントフォークが固定されている上の部分です。 |
|
２ヵ所の取り付け部分のボルトを緩めたら、フロントフォークを下に引き抜きます。
この時も、車体のバランスが崩れて、倒れないように気をつけて下さい。 |
|
| フロントフォークが抜けました。インナーにキズがつかないように注意しましょう。 |
|
インナーとアウターを分離し、スプリングを取り出します。
分離するのには、インナーとアウターを引っ張れば、スポンと分離します。 |
|
オイルシールだけではなく、いろんなものが付いています。
取り付ける時に順番を間違えないように、デジカメで撮っておきましょう。 |
|
これだけの部品が付いています。
あらかじめ純正部品を揃えておく必要があります。 |
|
オイルシールは圧入されているので、オイルシールドライバーという専用工具が必要です。
これは、オイルシールを圧入するために自作した、オイルシールドライバーです。
材料は塩ビのパイプを半分に切ったものです。
オイルシールドライバーは買うと5,000円前後します。 |
|
写真のようにして、オイルシールに塩ビのパイプを当てて、
まんべんなく叩いて入れていきます。
プラスチックハンマーなどで叩くといいでしょう。
この時、フロントフォークが倒れないように、針金で後ろの柵に固定しています。 |
|
| 圧入完了です。 |
|
取り付けは、外した時の逆をたどっていけば完了です。
フロントフォークを上下に動かして、漏れがないかをチェックして下さい。 |
|
| これは、オフロードを走った時にインナーに付着した砂や泥で、オイルシールに亀裂などが入らないようにする、オイルシールプロテクターです。リストバンドで自作しました。 |
|
フォークガードを付ければ目立ちません。
オイルシールプロテクターはオススメします。 |
| オイルシールドライバーを作るのが面倒な方はこちら。Amazonで購入できます。 |
| フロントフォークオイルシールプッシャー 19-8701 |
 |
